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ハチクマ [タカ目タカ科]

蜂角鷹。Pernis ptilorhyncus
 夏鳥としてやってくるタカで、主に蜂を食うという。そんなに深山幽谷にばっかり生息しているわけでもないのに、不思議と出会うことがなかった。やっと市街地郊外で、近くの山地で営巣していたらしく数回見たけれど、いつも高いか曇り空。
 結局、出会う確率が高いのはタカの渡りの時期。見に行ったその日に限って飛ばないということも多いが、たまには数羽が見られる。
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2012年9月24日、滋賀県高島市。

 10年後の同じ場所。近くを通過したが曇り空、
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2022年9月24日、滋賀県高島市。

ノスリ [タカ目タカ科]

鵟。Buteo japonicus
 冬には、そこらでもよく見かける。河原や農地などの樹上や電柱上では留まっているし、市街地でなければ上空を飛んでいるのを見かけることもしばしば。
 東ほど密度が高いようで、関東やさらに東北ではやたらによくいる。そのためか、けっこう東北で撮ってる。
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2009年2月19日、宮城県登米市。

 こちらは山陰。ノスリの語源は「野摺」だそうだが、餌を探しているのか、地上を小移動してるところか、低空を飛んでいることもが多い。
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2013年1月23日、島根県安来市。

 ヨシ原の拡がる淀川の河川敷では、必ずと言っていいほど上空を飛んでいるのを見かける。
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2013年1月31日、大阪府高槻市。

 その上流。
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2018年12月28日、京都市伏見区。

クマタカ [タカ目タカ科]

角鷹。Nisaetus nipalensis
 クマタカは、数はそう多くないはずだけど、なにしろデカイということで、山道を歩いていると、ちょいちょい、いてはることのに気付く。上を飛んでることが多いが、道路から見える林の中を縫って、何やら大きなのが飛んでるということもある。途中で留まったりすると樹の隙間から見える。
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2010年10月6日、京都市左京区。

 山腹に留まってるのを見かけることもあるが、いくらモノが大きくても、遠いんで目立たない。
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2013年11月5日、京都市左京区。

 最もよく見かけるのは、遠くても上空を飛んでる時。谷沿いの道を歩いていたら、尾根越に現れたりすると、けっこう低い場合もあるのだが、あわてて撮るんで、ちゃんと撮れないというパターンが多い。
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2013年4月8日、京都市左京区。

 3年後のまったく同じ場所だけど、こっちは幼鳥。上ののお子様か。
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2016年4月15日、京都市左京区。

オオワシ [タカ目タカ科]

大鷲。Haliaeetus pelagicus
 冬になると北海道を中心に日本にやってくるが、毎年、琵琶湖の北にもやってくるのもいる。ちょいちょい行くのでよく見かけるけれども、たいがいは遠い山腹に留まっているだけ。ひたすら飛ぶのを待ってる人もいるけど、しんきくさいので、他に行く。
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2010年12月16日、滋賀県長浜市。

 オオワシの定番と言えば、水面上を飛ぶ姿だけど、山の麓で待っていても見られないし、むしろ水鳥を見ている時に、たまに遭遇する。
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2011年12月4日、滋賀県長浜市。

 わかりにくいけど、お魚掴んで飛んでる。
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2014年2月16日、滋賀県長浜市。

 これは、別の個体。
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2012年2月12日、滋賀県長浜市。

サシバ [タカ目タカ科]

差羽。Butastur indicus
 夏の鷹で、低山に住み、カエルが好き、ということで夏に最もよく見かけるタカ。
 来たばかりの時期か、やたらピーピー鳴きながら山麓を飛んでいたのが、樹の上に止まり、また飛んで行った。
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2009年4月22日、滋賀県高島市。

 秋の渡りの時期、1000羽以上が飛んでた日に、近くを飛んだの。
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2014年9月21日、京都市山科区。

 春の渡りの時期、午前中が雨だったからか、山間の田んぼに数羽がいた。杭の先に留まっていて近くで撮れた。
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2015年4月6日、京都市山科区。

ハイタカ [タカ目タカ科]

鷂。Accipiter nisus
 トビは別格として、最もお目にかかる機会が多いタカ目。普段の立ち回り先がそこらの田園が多く、近所でも見られるためだけど。でも、飛んでるのを見かけるだけが多い。
 飛んでるのはよく見かけるといっても、好天だとやたらと高いとこを飛んでるし、ちょっと低いところを飛んでると思うと、曇天でシルエットしか見えないとかで、まともに撮れる機会はめったにない。
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2011年2月9日、京都市左京区。
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2012年1月14日、京都市左京区。

 こちらは農地の外れの鶏小屋の屋根に留まっていた。鶏を食おうというのではなく、こぼれた飼料を目当てにやてくる小鳥を待ってるのだろうか。
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2011年12月19日、京都市左京区。

 でも、留まっているのを見かけても、樹木にほとんど隠れてることが多い。これは市街地の公園の中にいた幼鳥。なので、少しは見える所から。
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2014年2月2日、京都市上京区。

オオタカ [タカ目タカ科]

Accipiter gentilis。タカ目タカ科。
 森林性のタカで樹上に隠れて餌を狙うらしい。なので、ハイタカはもちろん、けっこう山の稜線を飛んでいる所を見るクマタカよりも目につきにくい。ところが、近年は都市部の公園だのも餌場にしているとかで、市街地だとお食事中に遭遇する機会も多い。
 公園を餌場にするようになったために、大阪の公園では餌付けしている馬鹿がいるらしいし、京都からそれを撮影に行くという輪をかけた馬鹿もいるようだ。

 これも都市公園でお食事中だったのだが、人通りがあるので、餌を持って樹上に上がった所に通りがかった。
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2010年3月13日、京都市上京区。

 こちらは、お食事後に公園の樹上でお休み中。
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2011年12月5日、京都市上京区。

 野原というか田んぼで飛んでるのはたいていはハイタカだが、たまにオオタカを見かけることがある。
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2011年12月18日、滋賀県長浜市。

 幼鳥は全般に褐色で、お腹の模様も縦に入ってる。
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2012年10月1日、京都市上京区。

オジロワシ [タカ目タカ科]

Haliaeetus albicilla。タカ目タカ科。
 北海道にようけおるし、琵琶湖にも来ているが、最初に撮ったのは東北に出かけたついで。
 2009年にマガンを見に行った際、というかマガンを見に行った池に他にもいろいろいるので、そこに東北方面に行った際に時間があれば寄り道する。2009年に行った際に、帰ろうとするとオジロワシが飛んでた。
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2009年2月20日、宮城県登米市

 それで、他にも見たいのがいたりで、一泊することにした。その翌日にはもっと近いところを飛んだ。通り過ぎて行った後を見ていたら、ノスリが現れて、モビング。
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2009年2月21日、宮城県登米市

 こっちは琵琶湖に来てる方。
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2012年1月29日、滋賀県長浜市

ハイイロチュウヒ [タカ目タカ科]

灰色沢鵟。Circus cyaneus
 冬になるとやってくる。琵琶湖畔に夕方になると飛んでるとこがあり、午後から出かけても間に合うので、ちょいちょい見に行った。「金色のヨシの上をかすめる銀色の鷹」を撮ろうとしても、もう暗かったり、遠かったりで、ちゃんと撮れない。なのでまた出かけるという悪循環。
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2010年3月3日、滋賀県近江八幡市
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2010年3月11日、滋賀県近江八幡市

 これは、やはり琵琶湖畔だが別の場所。上から撮れるのだが、ハイイロのは冬の始めにチラッと現れるだけ。
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2010年12月16日、滋賀県湖北町

 まだ若いのか、褐色味が残ってる。
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2011年2月2日、滋賀県近江八幡市

トビ [タカ目タカ科]

Milvus migrans。タカ目タカ科。
 いわゆるトンビでそこらじゅうにいてる。なので撮ってたらきりがないんだけど、けっこうよく撮っている。というのも飛んでるのが何か確認する前に撮ってしまうわけで、他の何かを取り損ねるよりはトビを撮る方を選ぶからで、結局、削除しちゃうんだけど。
 もちろんトビとわかって撮ってるのもある。
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2008年9月10日京都市北区
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2009年4月3日滋賀県湖北町
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2009年4月21日京都市左京区
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2010年6月6日京都市左京区

チュウヒ [タカ目タカ科]

Circus spilonotus。タカ目タカ科。
 チュウヒといえばヨシ原を低空で飛ぶところ。で、ヨシアシを何と難波の町外れのヨシ原を飛んでたの.
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2009年3月9日大阪市北区

 こちらは刈り取られた田圃におりたの。
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2009年11月15日滋賀県湖北町

 ハイイロチュウヒを見に行くと、ハイイロチュウヒよりもチュウヒの画像の方が増える。
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2010年2月25日滋賀県近江八幡市
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2010年3月11日滋賀県近江八幡市
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