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スズメ目ホオジロ科 ブログトップ

ミヤマホオジロ [スズメ目ホオジロ科]

深山頬白。Emberiza elegans
 冬になると低山や山麓の道路脇や空き地など、枯れた雑草のあたりで見るが、時々、市街地の公園にいついてるのもいる。
 市街地の公園で越冬していたの。
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2017年2月10日、京都市上京区。

 晩秋、やってきたばかりか、低山の山裾、造園業の農園にいた個体。
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2017年11月4日、京都市左京区。

 地上で採餌していることが多いが、人が近づくとすぐそばの樹上に飛び上がる。そのまま人が通り過ぎるとまた降りるが、立ち止まって撮ろうとすると、逃げたり隠れたりする。
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2017年11月10日、京都市上京区。

 公園にいた小群のうちの♀。
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2022年2月5日、京都市左京区。

シベリアジュリン [スズメ目ホオジロ科]

Emberiza pallasi。スズメ目ホオジロ科。
 オオジュリンはそこらによくいるけど。コジュリンは見たことがなかった。そのコジュリンがおるというので見に行ったら、このシベリアジュリンもいて、というより、採餌行動の違いのためか、こっちの方がよく現れたというのが初見。
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2011年2月19日。大阪府高槻市。
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2011年3月9日。大阪府高槻市。

 初見から11年後、やや下流にいた群れ。この冬は各地で見られたようだ。
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2022年2月4日。大阪府高槻市。

ノジコ [スズメ目ホオジロ科]

野鵐子。Emberiza sulphurata
 東北方面で繁殖し、南の方で越冬する。よく行ったスキー場あたりも繁殖地なのだが、スキーシーズンにはいない。なので、春秋に近所を通るときに見るだけ。
 春は市街地の公園にも現れるのだが、高い樹上でチョロチョロしていて、いるのがわかっていてもまともに撮れないことが多い。ホオジロの類なので基本は植物食なのだが繁殖期は昆虫類を食うらしい。桜の樹で何かの幼虫を食ってた。
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2012年4月28日、滋賀県長浜市。

 山麓の砂防ダムに溜まった土砂の上の細い流れに水浴びに降りてきた。
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2015年4月29日、京都市左京区。

 一方、秋は、集中的に飛来する中継地があるのだが、ヨシ原の中でゴソゴソしているだけ。たまに飛んで位置を変える際に、見える所に出てくるが、すぐに中に隠れてしまう。
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2012年10月20日、福井県敦賀市。
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2018年10月17日、福井県敦賀市。

クロジ [スズメ目ホオジロ科]

黒鵐。Emberiza variabilis
 うちの辺では冬鳥なんだけれども、個人的には旅鳥、というのも、よく行く山麓に現れるのは、晩秋と春。晩秋になると出てくるのだが、下草が笹とシダ類がメインなので、落ちている実がなくなり餌がないのか、冬が本格化してくるといなくなる。そして春になってコマドリを探しに行く頃にも、同じあたりで見かける。
 成鳥の♂はほとんどモノトーン。
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2013年11月19日、京都市左京区。
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2016年11月26日、京都市左京区。

 よく見る、群れの最大勢力は翼に茶色味を帯びた若い♂。
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2017年4月3日、京都市左京区。

 ♀はアオジに似てるようで違う。
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2017年11月11日、京都市左京区。

アオジ [スズメ目ホオジロ科]

青鵐。Emberiza spodocephala
 冬にはいろんな所で見かけるが、河原や山林にいるのは逃げ足が速く、それも上に逃げずに近くの藪に潜り込んでしまい、なかなか撮れない。その一方で、公園とかにいるやつは1mくらい近寄っても逃げないし、さらに近づいても歩いて離れる。
 公園の刈り込まれたツツジの上に載ってた。
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2009年1月31日、京都市左京区。

 河原にいたのが、菜の花の上に上がってたのを橋の上から見かけたので。
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2010年4月15日、京都市左京区。

 えんべりざの共通仕様みたいな♀。
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2010年11月19日、京都市左京区。

 ほとんど夏羽になってきてる♂。
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2015年5月2日、京都市北区。

ホオアカ [スズメ目ホオジロ科]

頬赤。Emberiza fucata
 見かける機会は琵琶湖周辺が多いのだが、見かけてもすぐに隠れるし、次にどこに現れるかわからない。なので撮ったことはない。
 一方、淀川縁で越冬していると、わりと狭い藪に隠れているケースもあって、待っていると、そう遠くないところに現れる。なので、撮ったのは大阪府が多い。
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2010年4月17日、大阪府枚方市。
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2013年2月26日、大阪府高槻市。

 夏というか繁殖期にはそのへんの河原や湖畔じゃなく、高地にいるようで、山のてっぺん付近におったの。
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2013年8月7日、滋賀県米原市。

 渡りの時期には、通常見られない中流域の河原にいることもある。
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2015年4月19日、京都市北区。

コホオアカ [スズメ目ホオジロ科]

小頬赤。Emberiza pusilla
 大阪に行った際、時間があればたまに淀川縁を歩いたりする。阪急の橋と阪神の橋の間というのが多いのだが、たまにはと十三大橋から上流に行ってみたら、数人が集まっていた。ホオアカとコホオアカがいるという。そこそこ知られていたようで、最初に撮ったのは、この時。
 その場にいたおっさんが、餌を5kg撒いてるとか言ってた。餌付けしないと撮れないというのは、普通は恥ずかしくて広言しないだろうに、見ず知らずの相手に自慢げに言うとは、どういうつもりかわからんけど。
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2011年1月11日、大阪市都島区。

 ちゃんとしたコホオアカを見かけたのは2013年1月。河川敷の工事が終わったんで、どうなってるか見に行ったら、近くで越冬中してた。その後も行く度におった。
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2013年2月14日、大阪府高槻市。

 3月中旬に見かけた時には、それまでは見なかったような、尻尾を上げて胸を張るという、スズメの繁殖期のようなポーズを度々してた。
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2013年3月12日、大阪府高槻市。

コジュリン [スズメ目ホオジロ科]

Emberiza yessoensis。スズメ目ホオジロ科。
 オオジュリン、オオルリ、オオヨシキリというのは、そこらで簡単にお目にかかる。そうなると、コジュリン、コルリ、コヨシキリあたりも見たいと思うもんだが、こちらは簡単には見つからない。このコジュリンもこれまで見た機会は一回だけ。オオジュリン同様、夏には頭が真っ黒になるらしいが、冬なのでパンダ顔。
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2011年3月9日、大阪府高槻市。

オオジュリン [スズメ目ホオジロ科]

Emberiza schoeniclus。スズメ目ホオジロ科。
 ヨシ原で、パリパリとヨシの茎を割るかすかな音をたてている。ヨシさえあれば、たいていの所におり、淀川や琵琶湖周辺でもよくみかけるが、頭が黒くなりかけたなと思うと姿を消してしまう。
 淀川の十三大橋あたりによくいる。留まってる茎の上の方に囓った跡がある。
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2009年3月4日、大阪市北区。

 マガンを見に行った沼の周辺にいた。東北でも、この程度の雪の所にはいるようだ。
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2009年2月20日、宮城県登米市。

 ハイイロチュウヒを待ってる間に、時々、出てくる。
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2010年3月14日、滋賀県近江八幡市。

 ヨシ原に隣り合ったガマの群落で、茎に留まってた。
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2010年3月19日、滋賀県長浜市。

ホオジロ [スズメ目ホオジロ科]

Emberiza cioides。スズメ目ホオジロ科。
 いつでもいるし、けっこういろんな所にいるのだが、市街地内の公園では見ない。近所の河原でも見ないが、上流の周囲が田圃と山林のあたりになるといるし、逆に下流の河川敷が広いあたりにもいる。
 これは、山麓の田圃。
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2008年4月16日京都市左京区

 山麓の池にモリアオガエルがもう来ているか見に行ったら、傍の樹上で囀ってた。
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2008年5月1日京都市左京区

 マガンを見に行った際に池畔の田圃で、雪からわずかに出ている枯れ草に留まってた。
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2009年2月20日宮城県登米市

 ベニマシコを見に行った河原にいたが、えんべりぜの識別ポイントの腰を見せていたので撮ったが、腰が見えなくてもホオジロとわかる。
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2010年2月20日京都市左京区

カシラダカ [スズメ目ホオジロ科]

Emberiza rustica。スズメ目ホオジロ科。
 夏だと紛らわしくはないんだろうけど、近くに来るのは冬なので、遠目では、ホオジロ、ミヤマホオジロ、オオジュリンあたりと紛らわしい。近くで見る群はせいぜい20羽程度までなのだが、東北だと50羽くらいの群を見かける。でも群全体を撮っても、スズメと変わらないので、個別に撮ったのばかり。
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2008年2月6日宮城県登米市
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2009年2月20日宮城県登米市

 近所で10月に見かけたこともあるが、市街地でよく見るのは雪の降る時期になってからのようだ。
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2009年10月14日京都市左京区
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2011年1月5日京都市左京区

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