ホトトギス [カッコウ目カッコウ科]
杜鵑。Cuculus poliocephalus。
ホトトギスもよく見るわりには撮れない鳥だった。近所では4月頃にはツツドリの声を聞くが、その後はよく聞くのは専らホトトギス。サンコウチョウを見てたりすると、すぐ近くで鳴いてるのを聞くことが多いし、樹木の茂みの中で動いてるのも見る。
そこらにフツーにいる鳥ということで、そのうち見えるとこで鳴いてるのにも遭遇するだろ、と思うので、何とか撮ろうともしなかったということもある。
結局、撮ったのは秋の渡りの時期。この時期には鳴かないし「鳴かぬなら、ツツドリかもしらん、ホトトギス」なんで、ホトトギスだろう、ということになるが。
見る時はだいたい葉っぱやゴシャゴシャの向こう。この時は、いつもツツドリが来る桜林に、ツツドリがいなくなってから現れたし、何者かわかる程度には見えていた。
2014年9月29日、京都市左京区。
同じ場所だけど、この時はお食事後に近くの樹に留まったので見えてる。
2016年8月31日、京都市左京区。
こちらは市街地の公園、やはり秋の渡りの際だが、珍しくも全身が見えた個体。
2015年8月27日、京都市上京区。
ホトトギスもよく見るわりには撮れない鳥だった。近所では4月頃にはツツドリの声を聞くが、その後はよく聞くのは専らホトトギス。サンコウチョウを見てたりすると、すぐ近くで鳴いてるのを聞くことが多いし、樹木の茂みの中で動いてるのも見る。
そこらにフツーにいる鳥ということで、そのうち見えるとこで鳴いてるのにも遭遇するだろ、と思うので、何とか撮ろうともしなかったということもある。
結局、撮ったのは秋の渡りの時期。この時期には鳴かないし「鳴かぬなら、ツツドリかもしらん、ホトトギス」なんで、ホトトギスだろう、ということになるが。
見る時はだいたい葉っぱやゴシャゴシャの向こう。この時は、いつもツツドリが来る桜林に、ツツドリがいなくなってから現れたし、何者かわかる程度には見えていた。
2014年9月29日、京都市左京区。
同じ場所だけど、この時はお食事後に近くの樹に留まったので見えてる。
2016年8月31日、京都市左京区。
こちらは市街地の公園、やはり秋の渡りの際だが、珍しくも全身が見えた個体。
2015年8月27日、京都市上京区。
ツツドリ [カッコウ目カッコウ科]
筒鳥。Cuculus optatus 。
いわゆるトケンの類は、遭遇はするがあまり撮ってない。鳴き声にそれぞれ特徴があるので、いろんな所で耳にはするし、遠くの樹上を飛んでるのも見るが、撮れる状態で見ることが少ない。
ツツドリも、近所の山麓にいるとポポポポという鳴き声をよく聞くのだが姿は見えない。でも、夏の終わりに市街地周辺の桜の樹に毛虫を食べに来るので、ゴシャゴシャした枝の中にいるのが見られる。
山麓の公園の桜園にモンクロシャチホコの幼虫を食べに来ているツツドリ。ここは公園の休憩所の屋根の下のベンチから眺められるのと、樹高が低いことや、けっこう葉が少なくなる時期に来るので、毎年、見に行く。
2010年9月17日、京都市左京区。
2014年9月11日、京都市左京区。
♀には全体に褐色っぽい赤色型がいることもある。グレーのは雌雄不明だけど、赤っぽいのは♀。
2014年9月10日、京都市左京区。
めずらしく春に撮ったもの。渡って来たばかりか、それともまだ途中なのか、樹上に餌がないと見えて、耕作放棄地の草むらで、シロヒトリの幼虫を捕らえていた個体。
2016年4月20日、京都市左京区。
いわゆるトケンの類は、遭遇はするがあまり撮ってない。鳴き声にそれぞれ特徴があるので、いろんな所で耳にはするし、遠くの樹上を飛んでるのも見るが、撮れる状態で見ることが少ない。
ツツドリも、近所の山麓にいるとポポポポという鳴き声をよく聞くのだが姿は見えない。でも、夏の終わりに市街地周辺の桜の樹に毛虫を食べに来るので、ゴシャゴシャした枝の中にいるのが見られる。
山麓の公園の桜園にモンクロシャチホコの幼虫を食べに来ているツツドリ。ここは公園の休憩所の屋根の下のベンチから眺められるのと、樹高が低いことや、けっこう葉が少なくなる時期に来るので、毎年、見に行く。
2010年9月17日、京都市左京区。
2014年9月11日、京都市左京区。
♀には全体に褐色っぽい赤色型がいることもある。グレーのは雌雄不明だけど、赤っぽいのは♀。
2014年9月10日、京都市左京区。
めずらしく春に撮ったもの。渡って来たばかりか、それともまだ途中なのか、樹上に餌がないと見えて、耕作放棄地の草むらで、シロヒトリの幼虫を捕らえていた個体。
2016年4月20日、京都市左京区。
カッコウ [カッコウ目カッコウ科]
郭公。Cuculus canorus。
カッコウはツツドリやホトトギスほどは近所にはいない。初夏の山でも近場ではむしろジュウイチの声の方がよく聞く。でも、よく行ったスキー場のあたりには、夏になればフツーにいるそうで、それで夏には滑降じゃなくて郭公と思って行って見たら、つい先だってはあそこでよく鳴いてたけど、最近見ない、とかで見られなかったり。
知人宅では、初夏には決まった時刻にアンテナの上で鳴き、庭で営巣してるモズに追いかけられてるというし、まあ、そのうち遭遇するだろと思ってるのだが。
撮ったのは秋の渡りの時期に、近所に現れた幼鳥。鳴かない時期で「カッコウだろう」だけど。小雨覆は未確認だが、後頭部の白斑はあった。
京都市左京区、2015年10月31日。
京都市左京区、2015年11月1日。
カッコウはツツドリやホトトギスほどは近所にはいない。初夏の山でも近場ではむしろジュウイチの声の方がよく聞く。でも、よく行ったスキー場のあたりには、夏になればフツーにいるそうで、それで夏には滑降じゃなくて郭公と思って行って見たら、つい先だってはあそこでよく鳴いてたけど、最近見ない、とかで見られなかったり。
知人宅では、初夏には決まった時刻にアンテナの上で鳴き、庭で営巣してるモズに追いかけられてるというし、まあ、そのうち遭遇するだろと思ってるのだが。
撮ったのは秋の渡りの時期に、近所に現れた幼鳥。鳴かない時期で「カッコウだろう」だけど。小雨覆は未確認だが、後頭部の白斑はあった。
京都市左京区、2015年10月31日。
京都市左京区、2015年11月1日。
ジュウイチ [カッコウ目カッコウ科]
十一。Hierococcyx hyperythrusx。
別名を慈悲心鳥というらしいが、オオルリやコルリなど託卵される方や毛虫からは抗議されそうな名前だろう。
トケン類の常として、声はよく聞くし、姿も一瞬は見られるけど、じっくり見られる機会はめったにない。よくいるというのがわかっているだけに、わざわざ見に行くこともないから、結局、写真には撮る機会がないままだった。
その幼鳥が、毎年ツツドリが来る桜林に来てた。幼鳥は胸の赤味がなく、縦班がある。
2014年9月17日、京都市左京区。
2014年9月18日、京都市左京区。
ツツドリと同じく、モンクロシャチホコの幼虫を食べてた。
2014年9月15日、京都市左京区。
2014年9月18日、京都市左京区。
別名を慈悲心鳥というらしいが、オオルリやコルリなど託卵される方や毛虫からは抗議されそうな名前だろう。
トケン類の常として、声はよく聞くし、姿も一瞬は見られるけど、じっくり見られる機会はめったにない。よくいるというのがわかっているだけに、わざわざ見に行くこともないから、結局、写真には撮る機会がないままだった。
その幼鳥が、毎年ツツドリが来る桜林に来てた。幼鳥は胸の赤味がなく、縦班がある。
2014年9月17日、京都市左京区。
2014年9月18日、京都市左京区。
ツツドリと同じく、モンクロシャチホコの幼虫を食べてた。
2014年9月15日、京都市左京区。
2014年9月18日、京都市左京区。